次は私のターン
とある超高級レストランでは、今日も争いが繰り広げられていた。
成金男
「この時計はタワマンと同じくらいの価値。俺の車もタワマンと同じくらいの価値。そして俺はタワマンに住んでいる」
「大学生の頃までは、俺の人生は正直微妙だった。」
「第一志望には落ちて、ちょっと勉強すれば誰でも入れるような大学に入学」
「だが、大学で金儲けに目覚め、起業。」
「今までに30社を起こして、売り抜けた。人生上がっちまったな。」
「今は不動産投資が激アツだ。特に海外のな。アジアだけでも上海、ソウル、バンコク、あと有名どころはドバイだな」
「投資した不動産は全て倍以上の価値になっている。そしてこれからも俺の資産は増え続けるだろう」
「最近なんて、仮想通貨でもぼろ儲けだ。とりあえず買っておけば儲かる。金は掃いて捨てるほどあるしな」
「余った金を注ぎ込んだ仮想通貨が今じゃ時価総額数十億円にまで含み益が増えたぜ」
「そしてその経験をもとにブログを立ち上げ、SNSでもしっかり集客。今じゃ俺のフォロワーは全部合わせて100万人だ!」
「財テクブームであらゆるメディアからも引っ張りだこ」
「忙しすぎて、秘書を雇わないとスケジュール管理できないね」
「因みにこのレストラン、俺はほぼ毎週来てるかな?(何故か周りを見渡す成金男)」
「かなり金を注ぎ込んでるから、オーナーとも顔見知りだぜw」
「シェフも俺の好みを把握していて、注文すればメニューにない料理も作ってくれる」
「今日もこの為に仕入れさせたフランスワイン、料理と最高に合うだろ?」
「ま、いつもこんな感じで外食していると、たまには安いハンバーガーとかも食べたくなっちゃうねw」
「来週は某芸能人と別の高級レストランで会食予定。新しい投資番組の監修することになっちまってな。」
「打ち合わせだけど、酒飲み放題で楽しみだぜ」
1000年続く金持ち一族の女「ふーん(てか外見クソかよ)」